ありがたい事に3人目を授かり、はじめてのアメリカでの妊婦健診や出生前診断(NIPS/NIPT)を受けた経験をブログに残す事にしました。
医療が進んでいるアメリカでは日本での妊婦健診と違っていて、3人目なのになんだかはじめての妊娠みたいなフレッシュな気持ちに笑
今回の妊娠は残念な事にハイリスク妊娠・出産に分類されてしまい、通常の妊婦さんが行う妊婦健診とは別にハイリスク妊娠の専門医による妊婦健診も行ったので、その点も綴りたいと思います。
また、加入している保険によって違いますが、妊婦健診費用やその他妊娠に関わる検査費用などもまとめてみました。
どなたかのご参考になると嬉しいです✨
アメリカで妊娠発覚!初検診はいつ?予約方法や当日の流れは?
妊娠検査薬で妊娠がわかったのが、生理予定日から数日経ってからでした。
心拍が確認されるのは大体7〜8週目と言われていますが、日本の感覚だと早くて5週〜6週目あたりに一度初診にかかったなと思い、予約もすぐ取れるかわからないし余裕を持って予約を取ろうと、まずは加入している保険会社に電話し、どこの病院にかかれるのか確認をし(リストをメールで送ってもらい)ました。
アメリカでは日本と違って、クリニックや病院に電話をして予約を取るのではなく、直接医師に予約を取るスタイルです。ちなみに分娩時は検診で通っていたクリニックと違う病院で、その医師が所属している病院に分娩予約を取ります。(ややこしいw)
分娩時で馴染みのない病院で産むのが不安!院内ツアーなど病院でのイベントをチェックして出産当日に備えた方が安心です👍
(院内ツアーのお話。記事が出来次第アップいたします)
保険会社からもらった産科医のリストを家から近い順に名前をコピペしてGoogle検索!口コミを確認し、候補順に電話で初診予約を取りました。
そこでわかったのが、アメリカでは初診予約は妊娠8週〜9週が一般的らしく、早すぎるという事で1ヶ月先の予約を取り、当日までソワソワと待つ事に・・・
初妊婦健診(妊娠8週目)当日の流れは?
そして、待ち望んだ初診の日!受付で名前を伝えてチェックインします。
当日は、クリニックに着いてから問診と誓約書、個人情報(保険情報も含む)を両面で6ページほど記入しました。過去の妊娠や婦人科系の病歴、家族の持病など、専門用語の質問が多く単語を調べなら柄だったので1時間ほど入力に時間がかかってしまいました。。
病院によっては、お家で事前にPC上で質問内容などを入力できるところがあるので時短になるのですが、私が行ったこの病院は現地記入でした。長い問診をやっとこさ書いて、10分ほどまた呼ばれるまでロビーで待ちます。
妊婦健診(初診)費用はいくら?
医療費が高いイメージのアメリカですが、初診費用もいくらになるのかドキドキですよね。
気になる初診料は、エコーと内診料で$130.49、co-pay$40でトータル$170.49でした。
アメリカの医療費の請求は忘れた頃にやってきますが、薬の処方や他の医療行為などはしていないのでこの金額で固定だと思います。
アメリカでは出生前診断(NIPS/NIPT)はメジャー?!費用はいくら?
妊娠12週の2回目の検診で、出生前診断(NIPS/NIPT)の予約を取りました。
日本だと人権問題だとかで、極限られた方しか受けることの出来ない出生前診断ですが(民間で保険不適応で受けれる)、アメリカではほとんどの方が行なっている検査の一つで私達もリスクを踏まえ、受けることにしました。
アメリカだともしかしたら保険にもよるのかもしれませんが、私の場合は保険適用で受けることができました。半年以上前に受けた検査ですが、未だに請求書が届いておらず正確な金額はわかりませんが、保険がかからない場合でも最高でも$100との事です。保険や受ける医療機関などによっても金額は変わってくると思いますが、日本のように何十万もすることはないと思います。
出生前診断(NIPS/NIPT)の申し込み方法や当日は何する?
検査の申し込みと当日の流れはいたってシンプルで混乱することなくスムーズに受けれました。
- 担当の産科医(OB)が記入した申し込み用紙をもらう
- 別の専門医療機関に掛かり(webや電話での予約制か、ウォークインかは担当医に確認)、そこで申し込み用紙を出し採血
- 採血した血液はLabに送られる
- 1週間ほどで結果が出たら担当医のOB元へレポートが送られる
コロナ渦で検査結果が遅いかもと聞いていたが、10日以内に検査結果を担当医から電話で聞くことができました。結果はノーマル!ついでに性別もわかりました✌️
アメリカでハイリスク妊娠・出産に分類されてしまった…
2人目は日本で出産したのですが、生後数カ月で先天性の病気を患っていることが発覚したため、今回の3人目はハイリスク出産に分類されてしまいました。
日本だと、大きな病院に転院になるかと思いますが、アメリカでは、通常の健診でかかる病院とは別にハイリスク妊娠出産の専門医にかかることに。いわゆる、二重で検診を受けることになりました😥
ハイリスク妊娠・出産の専門医の検診は何をするの?
ハイリスクの専門医で受ける検査は主に、血圧・体重測定と念密なエコー検査。特にエコー検査ではとても細かくじっくり確認されていて、1時間弱は毎回見てくれます。
最初に受診したのは妊娠14週の時で、その際のエコーでは、まず全身隈無くチェックされていて、手足の指は一本一本あるのか、臓器の位置や大きさ、髄液?血流の流れや、心臓も機能しているかなど本当事細かく確認されていました。
一通り確認され、現時点では何も問題がなく順調との事で安心しました😊
最後に4Dエコーに変えてもらって赤ちゃんのお顔を見せてもらい、今回のエコーで撮った各部位の写真をテキストメールで送ってもらいました。
コロナ渦で私1人だけしかクリニックに入ることができず、専門的なお話や疑問点などはアル夫も交えて話したかったので、特別に検査後に別室でTV電話でお話をすることができました。こういったサービスも多国籍なアメリカならではなのかな〜と感じました。
特に命に関わる医療に関しては納得いく説明が欲しいので本当にありがたいです🙏
ちなみに、ほとんどの病院ではiPad見たいな機器を使って通訳の方を通してお話ができるので、もし病院にかかる際は、専門用語もあるし、念のためお願いした方が安心してお話に集中できると思います。
トランスレーターを使用したいと伝えると機械を持ってきて準備してくれますよ。
その後の検診も行うことは同じで、毎回、血圧・体重測定をし、雑談を交えながら30分〜1時間弱の念入りなエコー検査を行いました。
気になる事があった際は、エコー検査をしながらアル夫にテレビ電話し一緒に画面を見ながら説明をすることもありました。この時も旦那にフェイスタイムしていい?とお願いしたので、ダメ元でもどんどんリクエストすることもこの国では大切だなーと思いました。(アメリカ育ちのアル夫には、主張しないと伝わらないと耳タコで言われている😅)
ハイリスク妊娠・出産専門医の健診費用はいくら?
こちらもありがたいことに保険がカバーしてくれたので、Co-payの$40だけ毎回かかっていますがその他の費用は一切かかっていません。
次回の検診は毎回先生が次は〇週後ねと言ってくれるので、それを受付に伝え次回の予約を取ります。
人によっては今回で卒業ね!と言われるらしく、必ずしも出産まで通うということではないそうです。
まとめ
はじめての海外での妊娠で、病院探しからして日本とは違っていて、保険会社に病院探しや受診方法など基本的なことを教えてもらったり、他の方のブログを参考にさせてもらったり、担当医に分娩当日はどうしたらいいのかなど、基本的なことをいちいち確認しながらのバタバタな妊娠期間でした。
でも、海外で産むってとても貴重な経験ができるってありがたいことですよね!大変だったけど振り返ってみれば、日本とは違ったマタニティーライフを味わう事ができて、これもある意味いい思い出になったと思います😊