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アメリカで妊娠糖尿病?!グルコーステストを2回受けてパスした方法!

日本で妊娠中期になると妊娠糖尿病検査がありますが、アメリカでもしっかりあります!

日本と少し違う検査方法で、実は日本よりも検査が厳しい!上の子2人では引っかからなかった妊娠糖尿病検査…今回アメリカでは引っかかってしまい、待ち時間がべらぼうに長いと噂の2回目の検査を受けてきました。

結果なんとかパスする事ができましたが、パスするまで気が気じゃなかった〜😅

アメリカでの妊娠糖尿病検査の当日の流れや方法や、私が1回目の検査で引っかかってしまった理由(おそらく)と2回目の検査をパスした方法を紹介します🤰

nano

これから受ける方が無事一回でパスしますように!

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妊娠糖尿病ってなに?

妊娠糖尿病とは、妊娠中に血糖値のコントールがうまくできなくなってしまう糖代謝異常のことです。そもそも妊娠すると血糖値が上がりやすく、実は8人に1人の妊婦さんが発症するという意外となりやすいんだとか。

妊娠糖尿病は通常の糖尿病よりは軽いらしく、通常出産が終わるとほとんどの方が正常値に戻るそうですが、妊娠糖尿病になってしまうと母体だけでなく胎児にまで悪影響が出る可能性があるため注意が必要です。

妊娠糖尿病と糖尿病合併妊娠の違いは?

妊婦さんがそもそも糖尿病を患っていたのかどうかで名称が変わります。

妊娠して初めて糖尿病になった方は妊娠糖尿病と言われますが、そもそも糖尿病を患っていた方が妊娠すると糖尿病合併妊娠と言われるそうです。

妊娠中の治療法に違いはないそうですが、糖尿病合併妊娠の方は胎児の安全性を確立されていない理由からこれまで使っていた薬が使用できなくなるので、食事療法などこれまで一層厳しい血糖値コントロールが必要になるそうです。

詳しいことは担当医とご相談くださいね。

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妊娠糖尿病/糖尿病合併妊娠になると母体や胎児にどんな影響があるの?

妊娠糖尿病と糖尿病合併妊娠のいずれの場合も、お母さんの血糖値がちゃんとコントロールされていないと赤ちゃんの血糖を正常に保つインスリンの分泌が多くなり、その結果、血糖値が低すぎる状態で生まれてくることがあるそうです。

新生児低血糖というそうですが、低血糖の程度により、落ち着かなかったり、元気がなくぐったりしたり、呼吸が乱れた り、皮膚の色が悪く見えたりする場合があり、さらに、低血糖を放置していると、 脳に障害を起こし、将来的に発達や発育に問題がでてきてしまう場合もあります。

また、妊娠糖尿病と糖尿病合併妊娠で特に妊娠中の胎児の発育が大きく違います。

妊娠糖尿病のお母さんの血糖値が高くなるとお腹の赤ちゃんへ送る糖分も多くなり、それによって産まれる頃には4000gなどの巨大児になりやすく、難産になったり場合によっては帝王切開になるケースも少なくないそうです。

糖尿病合併妊娠のお母さんは、糖尿病が長期におよぶと血流障害(心筋梗塞、脳梗塞など)が起き、胎盤への血流などが悪くなり、赤ちゃんの発育が悪くなってしまうことがあります。

何れにせよ、血糖値コントロールが重要となってきそうですね!

妊娠糖尿病になりやすい人

以下の項目に当てはまる方は、妊娠糖尿病になりやすいと言われているそうです。

  • 家族に糖尿病の方がいる
  • 妊娠する前から肥満 (BMI25以上)
  • 35歳の高齢出産
  • 妊婦自身が巨大児で生まれた
  • 巨大児を生んだ事がある
  • 妊娠高血圧症候群、またはなった事がある
  • 羊水過多だと言われている
  • 胎児が標準的な週数の発育よりも大き過ぎる
  • 原因不明の習慣流早産歴がある
  • 先天奇形児を生んだ事がある

もちろん項目に当てはまらない方でも、日頃の食生活の乱れなど他の要因で妊娠糖尿病になることもあるそうで、バランスのいい食生活や定期的な運動が妊婦さんは必要なんですね。

nano

といっても、妊娠中期以降は特にマイナートラベルやら、どんどん重くなるお腹で動くのも億劫になるんですけどね…

 

アメリカでの妊娠糖尿病の検査方法は日本と違う?

アメリカでは妊娠糖尿病検査のことをglucose tolerance test またはglucose testと言います。ちょっと驚きましたが、日本よりもアメリカの方がテストが厳しいらしい。(日本でテスト基準が見直され、現在は同じ基準になったそうです)

日本では、毎回の妊婦健診で尿検査や血圧測定がありその時に血糖値も確認されているそうですが、私がアメリカで受けた妊婦健診では尿検査を一度も受けた事がなく、血圧測定も4回に1回ほどだったので、毎回の検診で血糖値を確認するということは行われていませんでした。

日本での通常の妊娠糖尿病検査では、先ほどの毎回の尿検査で連続してプラス(陽性)が出てしまったら、次のステップとして血液検査を行い、それから75g経口ブドウ糖負荷試験が行われます。

ブドウ糖負荷試験(日本):空腹時にブドウ糖を飲み、1時間後、2時間後に血液検査で血糖値を計り、妊娠糖尿病かどうか判断する検査です。
アメリカでは、通常の妊婦健診で尿検査がないので、妊娠24週以降になったらLabでグルコーステストを受けてねと担当医に言われます。つまり、日本で行なっていた尿検査と血液検査をすっ飛ばして全妊婦がグルコースドリンク(ブドウ糖)を飲んで、最低でも1時間拘束がある検査を受けなければなりません。
日本とアメリカの検査基準の比較表
アメリカ日本
通常の血糖値110mg/dl 以内
1回目検査:診断基準1時間後の採血で140mg/dL以上1時間後の採血で180mg/dl以上、もしくは、2時間後の採血で150mg/dl以上
2回目検査:診断基準1時間毎の2〜3回の血液検査の内、2回190mg/dL以上なし

アメリカでグルコーステスト(1回目):検査方法や当日の流れ

家の近くで受けられるLabはweb上でも予約が取れますが、直近2ヶ月の枠が空いていなかったので電話で問い合わせると、待ち時間があるけど予約なしで来店して受けられるということで、当日はオープンする朝6時に合わせてLabに行きました。朝イチだから大丈夫だろうと思ったら、6時5分前に着いた時にはもう前に8人並んでいて、結局呼ばれるまで1時間待ちました…

担当医にはいつまでに受けてと言われなかったものの、日本ではどういう検査だろうとネット検索したら妊娠28週までに受ける検査だと知り慌てて受けに行きました。検査当日は12時間前から絶食(水のみOK)なので、空腹に耐えることも考慮し、朝イチに予約した方が当日の待ち時間が少なくなりますので私みたいにならないように気をつけてください😅

検査方法(1回目) グルコースドリンク(ブドウ糖)のお味は?

アメリカでの妊娠糖尿病検査の方法は、日本とほぼ同じ方法で、ドリンクを飲む前の血液検査はありませんでしたが、75g経口グルコースドリンク(ブドウ糖)を飲んで1時間後に採血をする方法でした。

グルコースドリンクはすっごい甘いと聞いていましたが、最初の数口はポカリスウェットをもう少し甘くしたような感じで比較的飲みやすいと感じました。しかし、ボトル1/4を飲んだところでもう口の中が甘ったるくて、味も炭酸が抜けたファンタオレンジにガムシロを何個も入れてたような飲むに耐えないお味に… ※あくまでも個人の感想です

加えて、5分以内に飲むという時間制限もあったので、急いで飲んだ分血糖値が上がる感覚が多少あり、飲み終えて1時間の待機時間では甘ったるいのとスカートで胃が圧迫されている気がしてとても気持ち悪かったです。(トイレで口は濯ぎました!)

ちなみに、この時の担当ナースに水を飲んでいいと言われたので待機時間ちょこちょこ飲んでいましたが、家に帰って調べてみるとテスト中は水は飲んじゃダメと言われたという人も…

大丈夫だろうかと不安になりましたが、またやり直しになるのも嫌だったので問い合わせはしませんでしたが、これから受ける方は念の為テスト中は飲まない方がいいと思います。

1回目の検査当日のスケジュール

当日は以下の流れでテストを受けました。

  1. Labで受付をし、保険証と身分証を見せ、必要書類いくつかにサインする
  2. 順番が呼ばれたら、オレンジ色の75g経口グルコースドリンク(ブドウ糖)約300mlを5分以内に飲まされる
  3. 1時間後に呼ばれるまで、血圧に変動がないように比較的動かないでロビーで待機
  4. 1時間後に血液検査でボトル3本分かな?の血を抜かれる
nano

余談ですが…アメリカの病院にかかる際にいつも感動しているのですが、お会計などの待ち時間がなく、検査や検診など用事が終わればそのまま帰れるのが本当に助かります!特に子育てするようになってより便利さを実感!🥺

検査結果は24〜48時間後に出るので、担当医から連絡が来るとのことで、土曜日に受けた私は月曜日に担当医から電話が来ました。結果、パスできず😭💔

アメリカでグルコーステスト(2回目):検査方法や当日の流れと前日の対策は?

2回目ということもあり、前回よりも早い15分前に到着しましたが、それでも4人目…しかし今回は20分待ちほどで順番が来ました。

そもそも日本では、ブドウ糖負荷試験を受けるまでの過程があるので、グルコーステストは1回ですが、アメリカでは通常の検診で血糖値をチェックしていないのでグルコーステストは多くて2回あります。今回で妊娠糖尿病かどうかがわかるので…ドキドキです。。

検査方法(2回目) ブドウ糖分量と血液検査の回数&待ち時間が増えた(泣)

1回目の検査とほぼ同じですが、2回目の検査は少し課程が増え、ドリンクを飲む前の空腹時の採血がありました。また、1回目は75gのブドウ糖だったのが2回目は増えて100gに…😭

2回目のグルコース検査は、100g経口グルコースドリンク(ブドウ糖)を飲んで1時間後に採血をするを3回繰り返す方法でした。

前回の糖分量でも気持ち悪かったのに…5分以内に飲みきるのが大変でした。そして待機時間に気持ち悪くならないか恐怖…

2回目の検査当日のスケジュール

2回目の検査は以下の流れでした。

  1. Labで受付をし、保険証を見せ、必要書類いくつかにサインする
  2. 順番が呼ばれ、空腹時の血糖値を測るため採血
  3. オレンジ色の100g経口グルコースドリンク(ブドウ糖)約300mlを5分以内に飲まされる
  4. 1時間後の採血まで、血圧に変動がないように比較的動かないでロビーで待機
  5. 1時間後に血液検査→また1時間後まで待機
  6. 1時間後(トータル2時間後)に血液検査→また1時間後まで待機
  7. 1時間後(トータル3時間後)に血液検査

2回目の検査なのでもう後がない私は、ドリンクを飲む前にナースに、待機時間に気分が悪くなったり倒れたらもう採血なしで病院に直行よ!と説明を受けました。1回目の検査では言われなかったお言葉…妊娠糖尿病一歩手前なんだなと改めてこれまでの食生活に後悔しました😭

しかし、2回目の検査では1回目の検査時より気持ち悪さがなかったので、これは大丈夫だ!と思っていました。

1回目の検査に引っかかった原因

これは私なりに考えた原因(敗因)ですが…

おそらく、1回目のテスト前日の19時に食べたヌテラを塗りたくったパンを3枚ほど食べたからでしょう… 妊婦になって甘いもの欲求が抑えきれず、時々こういった暴走に出ることがありました笑

よりによって、検査前日にこのような失態を犯してしまいました😅

そして、もうひとつ考えられるのは検査当日のテスト中に水を飲んだことかな?と思いましたが、逆に血糖値の上昇が緩和されるという意見の方が濃厚だと思うのでこれは違うかもしれません。

何れにせよ、テストなのに正しい数値が測れなくなるのは困るので、次回のテスト中はNO水で乗り切る予定です。

そもそもアジア人は、インスリンの分泌が悪いとかでほとんどの方が1回目の検査に引っかかってしまうんだとか…でも1回でパスした人もいるのでテスト付近は特に糖分に気を付けるしかなさそうです😓

2回目の検査をパスするための前日の対策

何が何でもパスしたかったので…前日は以下のことを実行し、当日に挑みました。

  • 朝ごはんと昼ごはんは私だけ質素な献立(調味料やフルーツの糖分も控える)
  • 飲み物は水か無糖レモン水
  • お昼ご飯以降の14時から絶食 (←無意識に13時にヌテラパン2枚食べてしまった。何やってんだ…)
  • 夜寝る前にストレッチ (気持ちの問題だと思いますがリラックスできました)
  • 20時にお布団21時までに就寝 (空腹を紛らわすためにも)

一番はやはり、前日の食事に気をつけたことが効果があったと思います!テスト数日後の妊婦検診で、2回目のグルコーステストをパスしたと聞いて本当に安心しました😅

大丈夫だろうとは思っていたけど、実際の検査結果を聞くまではやはり心配でした。

今回は前日の対策でしたが、期間に余裕がある方は日頃からの予防策を検索するとたくさん方法が出てきますので、その点もぜひ確認してみてくださいね!

まとめ

規則正しい生活とバランスの良い食事が一番!

やはり健康第一で、安心してマタニティライフを満喫したいですよね。

私のように、無駄に不安になって、時間も労力も取られ(その分アル夫にも負担を掛け…)ということがないように、しっかり対策をしてテストに挑まれてくださいね^^